ラスベガス&グランドキャニオン&セドナ旅行記

当社社員が、2月にラスベガス&グランドキャニオン&セドナへ行ってきました。メジャー処からマイナー処まで様々な体験をしてきたそうです。この方面の旅行を計画されている方は、ご参考にして下さい。

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<ラスベガス編>

関西空港からユナイテッド航空を利用し、サンフランシスコ経由でラスベガスへ到着。ラスベガスは全体がテーマパークのようで周りを見回すだけでウキウキした気分になれる街。その徹底振りは「さすがアメリカ!!」と感激でした。パリだのエジプトだの各国を象徴したレプリカが並び、カジノがある代わりにホテル代が安く、24時間眠らない街。観光客が少しでも快適に過ごせるような工夫が随所に見られ深夜でも安心して出回れるように徹底した治安がなされていました。

ニューヨークニューヨーク
活気あふれるカジノ

到着した日はホテルを探索(ホテル内を1周するだけでも大変な広さ)した後は、街に繰り出し、それぞれのホテルがプロデュースするアトラクションを見て周りました。ほとんどが無料ですが、クオリティの高さにびっくりです。宿泊したベラッジオの噴水ショーとそれを演出する音楽に酔いしれ、ミラージュの噴火ショーの迫力に胸を躍らせ、トレジャーアイランドのセクシー海賊ショーに大興奮でした。ほとんどのホテルが色んなアトラクションを催しているので、時間と場所と見る演目は必ずチェックしてから、効率よくホテルを移動するのがオススメです。

ベラッジオホテル
噴水ショー

そして忘れてはいけないのがシルクドソレイユ(CIRQUE DU SOLEIL)。ラスベガスでは各ホテルで様々なショーを上演しており、私ももちろん観てきました!たくさん演目がある中で、私が選んだのは「KA」です。バトントワリング世界選手権で7回金メダルを受賞している高橋典子さん(唯一の日本人)が出演しています。最初からかなり期待して観に行ったのですが、その期待を遥かに上回る素晴らしいショーで「KA」を観た日はホテルに帰っても興奮状態で、なかなか眠れなかった私でした。ラスベガスに行った際は必見ですので、シルクドソレイユの演目を是非一つは観てみて下さいね!

夜のストリップ通り
トレジャーアイランドのセクシー海賊ショー

<グランドキャニオン編>

ラスベガス滞在のあと2日間かけてグランドキャニオン&セドナへ。早朝5時にホテルをチェックアウトして、マッカラン空港のダラーレンタカーにてジープ(四駆)を借り、グランドキャニオンへ出発!

アメリカでの初ドライブは慣れるまで、助手席に乗っているだけでも緊張の連続。1直線やし楽勝!!と軽くみていたのだが、体に日本式運転が染み付いており、左車線を対向車が通る度に(アメリカは右側通行)ドキッとする。しかもいきなりフリーウェイなのでアメリカ式運転に慣れないうちから高速走行。徐々に慣れてきた頃には、今度は雪道走行でスリル満点!それでも何とかなるもので、ラスベガスから約5時間かけて何とか無事グランドキャニオンへ到着。

一直線の道
四駆のレンタカー

ホテルにチェックインする前に有名なビューポイントへ寄ることに。「おぉスゴイ!」何が凄いって「吹雪で何も見えん!!」景色が見えなければただの寒い崖っぷち・・・観光客がみるみる減っていく中で多少意地になって、もう少しだけ居座ることにした。すると・・・・雪雲の隙間からお日様がチラついたと思ったら、ほんの30秒くらいの間にウソみたいに雲が消えていった。漂っていた霧も、太陽に吸収されるかのように空に向かって昇っていく。山の天気は変わりやすいって言うけど極端すぎ!何はともあれグランドキャニオンと初対面。スゴイ・・・今まで出会ったことのない風景・・・テレビや雑誌などで散々見てきたハズだが、現物はやっぱり違うなぁ!自然の芸術作品ってよく言うけど、この作品は完成すること無く常に変化して私達に感動を与え続けるのでしょうね。

グランドキャニオン
足がすくむ崖っぷち

宿泊ホテルの「エルタバ」にチェックインした後は夕日観賞。徐々に赤く染まってゆくキャニオンが、本当に美しかった。夜は完全防寒でキャニオン沿いの道を散歩して、降り注ぐかと思う程の満天の星空を眺めた。大自然の素晴らしさに心洗われた一日でした。

エルタバホテル外観
エルタバホテル内部

<セドナ編>

グランドキャニオンを後にした私達は、雪道を越え一路セドナという小さな街へ向かった。セドナは知る人ぞ知る!ヒーリングスポットでネイティブアメリカンの聖地と言われている。セドナには多くのヴォルテックスというレッドロックがあり(ヴォルテックスはラテン語で「渦巻き」という意味)大地のエネルギーが、渦を巻いて吹き出している場所らしい。アメリカではかなり有名なスポットだ。

学者の研究ではヴォルテックスからは地中から強力な磁気や電磁波等が間欠泉のように、大量に噴出しているという。地球の磁力線や磁場と植物の成長は大きな関係があるらしく、確かに周囲の土地に比べて緑が多く、まるでジェラシックパークのような風景が広がっていた。

セドナには20ヶ所以上のヴォルテックスがある中、私達が足を踏み入れたのは、大地の精霊が宿るという「ボイントンキャニオン」だ。入り口付近に古~い自動販売機があって、どうやら入山チケットをここで購入するようだが、周囲には窓口もスタッフの姿も全くない。入山チケットを購入し、トレールを登り大地の精霊【カチーナウーマン】へ。カチーナウーマンとはネイティブアメリカンにとって【大地の女神】トレールを突き進んでいくと、目の前に巨大なレッドロック・カチーナウーマンが現れた。女神の姿は「さぁ!!登ってみろ。」と言わんばかりだったので、ついつい登ってしまった(バチ当たり?!)登ってみると・・・コレがなぜだか異様に心が落ち着く。時間も忘れ目の前に広がる原始の風景をただひたすらに眺めていた。

セドナの風景
ヴォルテックス

緑とヴォルテックスに囲まれた神秘の地・セドナ。ここには大自然の法則が、絶え間なく働いている。色んなものが消滅し、そして新しいものが生まれ、同じ風景を作っている。自然のパワーを感じに、是非皆様もセドナに足を伸ばしてみては、いかがでしょうか?

※この旅行記は、2009年2月に書かれたものです。最新の情報は、ご自身でご確認ください。

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