2011GW旅行体験記「バリ島旅行記」

5/2出発 シンガポール航空デンパサール往復航空券を利用してバリ島へ旅行に行かれた中村惟之様からのご投稿です。


卒業旅行で行ったバリ島へもう一度。

そこから今回バリ島へ行くことに決めました。卒業旅行は友達が 手配を進めてくれましたが、今回は航空券、ホテル、ツアーすべてを一人で決めました。

1月に航空券探しから始まりましたが、さすがゴールデンウィーク。なかなかチケットはありませんでした。そんな中、SPCさんのシンガポール経由のバリ島行きのチケットが見つかりました。ダメ元で予約を申し込み、空きがあるとのメールが届きました。すぐさま申し込み、航空券を確保しました。次はホテル。前回はウブドでしたが、今回は「南の海」メインに考えていたので、サヌールにしました。予算と相談して朝食付きのコテージタイプのホテルに。最後に送迎。航空券の到着時刻をみると22時。たぶん送迎が無難かと思い送迎を頼みました。ツアーは「現地で行動を決める」というポリシーから現地に着くまで決めませんでした。後は野となれ山となれ。

出発当日。関西空港に早めについて、これからの出来事に期待しつつ、飛行機に乗りました。シンガポールまで7時間弱。機内食を食べつつ、映 画を見つつ、寝つつ、シンガポールに何とか到着。最初の一言「暑い」。もうすでに日本じゃないことを実感しました。シンガポールドルを持っていないので、ひたすら時間まで退屈でした。そして、シンガポールからやっとバリのングラライ空港に到着。卒業旅行の記憶が思い出しました。

そこで、第一の関門「ポーターかわし」です。前回、ポーターに荷物を持ってもらいましたが、法外なチップを請求され、泣く泣く1000円札を払う羽目に。今回は急いで荷物を取りに行きました。この時もポーターから「ニモツニモツ? 」と聞かれましたが、もちろん答えは「ノーサンキュー!」出口に向かいました。

次に第二の関門「両替」です。空港でも両替時ごまかしがはやっているとか。ルピアは日本円より桁が2つ多いのでだまされる人が多いと聞きます。この時も受け取ったらすぐに札を数えました。はい、しっかりありますね。

第三の関門「送迎探し」です。到着便にはたくさんの観光客が下りてきます。迎えが来るといっても探すのは一苦労です。何とか探し出し、バンに乗ることができました。30分ぐらいでホテルにつきました。今回予約したのは「サティバサヌールコテージ」という老舗?のホテルです。チェックインして部屋に案内されると時間はすでに23時。移動で疲れてすぐに眠ってしまいました。


2日目。鶏の鳴き声で目が覚めて、着替えて朝食を取りに行きました。食事は「ナシゴレン、ミーゴレン、フルーツその他のビュッフェ形式」だったので、ひたすらインドネシア料理をおなかいっぱい食べました。朝食の後に、さてどうする か?と考えましたが、とりあえず、「海が見たい」となり、歩いて海を目指しました。店が並ぶ通りを抜けて、民家が入り組んでいる路地に迷い込み、観光客も見えず「ここはどこだ?」と思いつつ抜けた先は海でした。(写真1参照)青い海、少し見える船。ここは南国です。これだけで来てよかったと思いました。ただ、水着を持っていなかったので、眺めるだけでした。まあ、水着姿の観光客を横目に、浜辺の通りを歩きました。第一目的が達成されたので、別ルートでホテルを目指しました。ただ、途中で疲れてきたので、目に入ったマッサージ店に入りました。バリ島ではマッサージ店が多く、値段はまちまちですが、1時間50000ルピア~500円程度から受けられるので、疲れた体をバリ式のマッサージで癒されました。そうこうさまよっているうちに暗くなり、ホテルに戻りました。


バリ島の青い海(写真1)

3日目。前回の旅行でウブドに行ったので、今回もウブドに行きました。とりあえずは「モンキーフォレスト」で猿が見たいということでタクシーを捕まえ、1時間くらいゆられて行きました。モンキーフォレストでは当然猿がいました(写真2参照)餌をねだる猿、毛づくろいをする猿、喧嘩する猿がいました。昨日は海で今日は森を歩きました。おなかが減ったので、豚の皮料理が食べられるウブドの「イブオカ」という店に行きました。残念ながら、皮料理は売り切れでしたが、豚とナシゴレンの料理を食べました。


モンキーフォレスト(写真2)

昼食の後、ホテルにいったん戻り、夕方頃出かけました。出かけた先は南部のウルワトゥ寺院です。(写真3参照)崖の上にある寺院で海と夕日は素晴らしいものでした。途中、猿に眼鏡を取られたかわいそうなお客さんがいましたけど。


ウルワトゥ寺院(写真3)

その後、ケチャックダンスを見ました。これはバリ島の文化的踊りで、古来より伝わる魔よけの踊りとヒンドゥー教の教えがミックスされ、現在の形となりました。迫力ある掛け声と、きらびやかな服装の踊り手に魅了されましたが、悪の大王役の人がフレンドリーでファンサービスでピースサインをしていました。(写真4参照)ケチャックダンスの後はジンバランで空港と海が見えるレストランで食事しました。(写真5参照)2人前を頼んでしまい、おなかいっぱい食べながら、ホテルに戻りました。


ケチャックダンス(写真4)

ジンバランの空港と海が見えるレストラン(写真5)

4日目。この日は朝から「ラフティング」ツアーに行きました。1~2時間程度ゆられながら、滝から落ちながら、水を浴びながら川を下りました。場所はサヌールから1時間半くらいでつくアグン山から流れるトラガワジャ川。「左、右、しゃがむ、ブンブン」などとガイドに言われ、ボートに掴まりながら自然を堪能しました。(写真6参照)。ラフティングが終わり、ふもとで昼食を取っていると、スコールが降りだしました。終わってからの雨を見て、今日はついていたなと思いました。


ラフティング(写真6)

5日目。翌日帰国するので、お土産を買いました。とりあえずチョコレートを買っておけばいいかなと思い、家族や会社の人向けにチョコレート及びドライフルーツを買いました。空港で買うと値段が倍すると前回の旅行で学んだので、「クタ」のデパートで買いました。後、インドネシアは銀細工が有名なので、銀でできた「ガムランボール」も買いました。今までバリ島の雰囲気を味わっていましたが、この夜だけはバリ島の文化と欧米圏の文化が混じった「クタ」にいました。夜は「ハードロックカフェ」でライブを聴きながら食事を取りました。インドネシアの音楽を聞いてきましたが、ここでは欧米スタイルのロックをインドネシアの人が歌っているライブを聴きました。周りはほとんど欧米 から来た観光客でした。

そんなこんなで、帰国の日。密度が濃かった5日間でしたが、また来たいと思いました。

※この旅行記は2011年5月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。

インドネシア 旅行記(体験記)


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