2012GW旅行体験記特賞「ロンドン&パリ旅行記」

4/28出発【ユーロスターに乗車】福岡発 大韓航空利用ロンドン&パリ7日間に参加されたY.Y.さんからのご投稿です。ロンドン、パリへの旅行を計画されている方は、ぜひご参考にして下さい。

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ゴールデンウィークに念願のパリとロンドンに妹と二人で行ってきました。4月28日ゴールデンウィークの初日に福岡国際空港を出発、ソウル乗り継ぎでロンドンへ。ソウル仁川空港ではちょっと迷いましたがなんとか乗り継ぎ便の搭乗口へ到着。

飛行機の座席のお隣さんは一人旅の韓国の同年代の女性で、イギリスにいる娘さんに赤ちゃんが生まれるので行っていることが彼女のジェスチャーと客室乗務員の方の通訳でわかりました。大韓航空に乗るのならほんの少しでもハングルをやっておけばよかったな、と思いました。

さて12時間の初長時間フライトをなんとか過ごしてやっとロンドンヒースロー空港到着。荷物を受け取るカウンターへ、待てど待てど出てこないスーツケースに係員の方に確かめたら、違うカウンターに待っていたことがわかり、でも2人分のスーツケースは無事にロンドンまで運ばれてきていました。

入国手続きには長蛇の列、それも様々な国の人たちが。違う国にやってきたのだな、と実感。やっと手続きもすみ、オプションでお願いしておいた空港からホテルまでの送迎の車へ。

ロンドンは予報どおり雨、車窓に広がる街並みは日本とは違い、沖縄のゴザストリートに似た風景もあり、ちょっと寂れた感じも。ヨーロッパの経済事情もかんばしくないのがなんとなくしのばれました。しかしロンドンの中心部にはいると、映画でみたあの街並みが!無事にホテルに到着。

ビクトリア駅の直通のグロブナーホテルはビクトリア調のたたずまいのとても風格があるホテル。お部屋も広くきれいでしたが、空調がきいてなくてとても寒い。(ヨーロッパではよくあることらしいですが)フロントにその旨伝え、食事はホテルのルームサービスを頼み熱いお風呂につかって(バスルームも素敵)休みました。

翌朝はゆっくりとお部屋で過ごし、お昼過ぎからロンドンの中心部へタクシーで出かけました。天気もゆっくりと回復し、トラファルガー広場には多くの観光客。2階建てバスがたくさん走り、本当にかっこい街。ピカデリーサーカスまで歩き、ヨーロッパで一番古いという書店「Hatchards」に寄り、お店や気さくな店員さんの写真を撮らせてもらって本も2冊購入しました。

ホテルに引き返す途中で行きたかった「ハードロックカフェ」を発見、発祥の地だけありさすがにここも観光客がたくさん、1時間待ち、と言われてグッズだけ買い、近くのパブに入りました。ロンドンと言えばパブ、名物の「フィッシュ&チップス」を食べなければ!ビールは種類がいろいろあってよくわからなかったので芸がないなと思いつつバドワーザーを注文。お料理の量の多さには予想していたものの驚きました。ロンドンの一日目が無事終了。お部屋はとても暖かくなっていました。

ロンドン2日目は日本で予約しておいたバスツアーです。ホテルまで送迎に来てくれてビンテージ2階建バスでロンドンの名所を回ります。黒い制服に山高帽のガイドさんが愉快。日本語ガイドがあるという話でしたが故障していて使えたかったのは残念。お天気もよくて今年のロンドンは雨続きだったらしいのについていました。

ウエストミンスター寺院、ビッグベン、国会議事堂、バッキンガム宮殿の衛兵交代式にテムズ川クルーズまでもかなり盛りだくさんの内容でした。最後はロンドンの新名所「ロンドンアイ」、久々にディズニーランドみたいに長い順番待ちをしてやっと乗り込みました。ロンドンの街全体が見渡せて長い時間待っただけの絶景が眼下に広がりました。

その後、ランチをして(カフェと思ったらこちらもパブ)ロンドンって本当にパブが多いのだなと実感。その後ボンドストリーまでタクシーで移動し、ショッピングをし2日目終了。


ロンドンの街並み

ビッグベンを背景に

5月1日はロンドンからパリへの移動日。タクシーでセント・パンクラス駅へ。中にはたくさんのショップや飲食店がありさすがにユーロスターの発着駅、国際色豊かです。ここでロンドンのお土産を物色しました。オリンピックの公式グッズのお店やオーガニック化粧品のニールズヤードもあり、日本よりかなり安く購入できます。(日本に帰ってきてからわかり、こんなことならもっといろいろ買えばよかったと後悔しましたが)

ところでユーロスターは大きな荷物は座席には持ち込めず入口の荷物置き場に置かなければいけないのはわかっていながらスペースが足りなかったので安易に座席まで運んでしまい失敗。周りの親切な方たちの助けとちょっと根性を発揮してなんとか収納できましたが冷や汗もの、ドジな日本人なんて思われたかもしれませんが、旅の恥はかき捨てといいますからね。向かい合わせの席にはフランスの6人家族連れ、ロンドンに美術展を見に来た様子でした。

車窓からのどかなヨーロッパの田園風景を眺めること2時間15分あまり、パリ北駅に到着。タクシーでホテルへ。

到着したホテルはロンドンとは全く趣を異にするプチホテル。お部屋はせまくてバスタブもなかったけど、フロントの方も感じがよくて、何と言ってもマドレーヌ寺院のすぐそばという最高の立地でした。

さっそく街歩き。ぶらぶらと歩くとすぐそばにマドレーヌ寺院、そしてコンコルド広場、グランパレと、歴史がそのまま残った街の風景にただただ圧倒されました。その後、アルマ橋のたもと発着のバトームッシュでセーヌ川クルーズをしました。お天気もよく、船から眺めるエッフェル塔は本当にきれい。夢にまで見た風景です。映画「ポンヌフの恋人」に出てくるポンヌフ橋も見ることができて、ルーブル美術館、ノートルダム寺院と素晴らしい景色が流れていきました。この時期のヨーロッパは日が長く8時半でもまだ明るいのでロンドンからパリに到着したのは4時近くだったのにも関わらず、かなり充実の時間を過ごせました。その日はメーデーでしたが街のレストランもカフェのほとんど空いているようでした。


凱旋門

エッフェル塔

パリ2日目は朝からルーブル美術館に行き、「ダビンチ・コード」のピラミッドを確認し、駆け足で「ミロのビーナス」や「モナリザ」フェルメールの「レースを編む女」を観ました。みんなバンバン写真撮りまくっていて驚き。日本語がわかる黒人のガイドさんがいて、鑑賞し終わって一階に下りてきたらカフェでランチ中だったので「ありがとう」って伝えたら「またね!」と返ってきましたよ。

それからモンマルトルの丘、サクレクール寺院にタクシーで行きました。映画「大人は判ってくれない」や「アメリ」にも出てくるスポット。ホテルにいったんもどり凱旋門、シャンゼリゼ通りへ。昼過ぎから雨になりましたがパリの石畳は雨もよく似合います。パリ最後の夜はもうどうしてもご飯が食べたくてホテル近くの中華でチャーハンと酢豚、卵スープを頂きました。久しぶりのご飯、おいしかった!

パリ3日目、最後の日、朝いちで「オルセー美術館」へ。新しくなったというオルセー美術館。ルーブルと違ってここではほとんどの絵画を鑑賞。名画が次から次に眼前に、ため息ものです。芸術のパリを堪能しました。

その後歩いてサンジェルマン・デプレへ。あの有名な2大カフェ、「カフェ・ドゥ・フロール」と「ドゥ・マゴ」が並ぶ通りへ。フロールでランチをしました。テーブルに可愛らしいマットが敷いてあり、妹がお土産にちょうだいと日本語混じりでお店の方に言いましたら、新しいのを2枚持ってきてくれましたよ。

早めにホテルに戻りオプションでつけておいた空港送迎でシャルル・ドゴール空港へ。帰りは10時間のフライトの後、ソウル乗り継ぎで福岡空港へ。

大韓航空は口コミなどを見ていたら、ガソリン臭かったとか、キムチの匂いがするとか否定的なものも見かけましたが、それは昔のこと、機内はきれいで、匂いなどもなく、サービスもとても良かったです。機内食はビビンバが評判ですが、私はソウル到着の前に出たおかゆが本当においしかった。またソウルから福岡までの55分のフライトでもチラシ寿司が出てそのサービスぶりにも驚きました。これもおいしかったです。

今回福岡空港出発のプランを探して見つけたのがSPCさんのこのツアーでした。ツアーと言っても往復の航空券とホテルが確保してあるだけの全くのフリーなプランなので、行く前はちょっと不安もありましたけど、その不安要素はいい旅の思い出となりました。

片言の英語と何より今回iPhoneが大活躍。ほとんどGoogle Mapの経路検索で目的地まで行きました。移動手段は全てタクシーでしたが時間の節約と不慣れな旅行の安全を考えると良かったと思います。本当はロンドンのバスや地下鉄、パリでもメトロに乗ってみたかったですけど。

行きたいところはまだ本当にたくさんありましたが、初めてヨーロッパの地を踏めたことが嬉しい。帰ってきて思い出すのはちょっとだけでも言葉を交わしたパリジェンヌやユーロスターの家族、シャンゼリゼ通りで声を掛けられた観光に来ていたカップルだったりで、こんなところが旅の楽しさかもしれませんね。

SPCさんにはホテルのグレードアップや全てにおいて迅速に対応していただき本当にどうもありがとうございました。

※この旅行記は2012年4月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。

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