エミレーツ航空 ポルトガル研修旅行記

2月24日~3月3日の8日間でエミレーツ航空&ポルトガル政府観光局の 研修旅行に当社社員が参加してきました。旅行記スタイルで最新のポルトガル旅行情報をお届けします!

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エミレーツ航空利用ドバイ経由にてリスボンへ。往路はビジネスクラスに搭乗することができました。エミレーツ航空のビジネスクラスは、手元のリモコンまたはタッチパネルで操作でき、映画やTV番組、音楽やビデオゲーム、そしてニュースなど最大2,000以上のチャンネルから、好きなものを選ぶことができ長いフライトでも十分に楽しむことができます。座席はほぼフラットになり十分な広さで寝ることが出来ます。今回機内食は、関空⇒ドバイ間は和食をドバイ⇒リスボン間は洋食を選択しどちらもおいしく頂きました。乗り継ぎ時間も含め約21時間の長いフライトでしたが、ゆったりと過ごすことが出来ました。


エミレーツ航空

ビジネスクラス機内

リスボン到着後、ポリトガルへの入国審査ですが、ここはフライトによって入国審査のカウンターが分かれております。EU圏からは青看板、それ以外からは緑看板となり、今回私はドバイからのフライトでしたので緑看板から入り入国審査を行いました。


ビジネス機内食(和食)

ビジネス機内食(洋食-朝食)

リスボンの空港は市内からほど近くに位置し、リムジンバス利用で約30~40分(3.5ユーロ)、(弊社指定ホテル「エドワルド7世」へは、ボンパル公爵広場まで乗車いただき徒歩移動が便利)、地下鉄(メトロ)も空港に乗り入れておりますので、市内へのアクセスが便利です。


ポンパル侯爵広場

旅行博覧会会場

入国後、今回の目的でもあるポルトガル政府観光局主催の旅行博覧会会場へ。会場では、航空会社やホテルなどの様々なブースが数多くならびたくさんの人で大盛況、我々一行はホテルや観光地などのブースを巡りました。なんと、そこにポルトガルの現首相が多くの記者やSP、カメラマンを引き連れて会場視察にあらわました。おもわぬ偶然でしたが、ポルトガル首相を間近で見ることができました。会場見学後はホテルへ移動してチェックイン、夕食をとって1日目終了です。


ホテル・ドム・ペトロ・パレス

ホテル・ドム・ペトロ・パレス室内

今回宿泊したリスボンのホテル「ホテル・ドム・ペトロ・パレス(Dom Pedro Palace)」はリスボン市内エドワルド7世公園から徒歩約15分のところに位置する5つ星ホテル。近くにアモレイラス・ショッピングセンターがあり、バス停も目の前の好立地でした。

3日目は、午前中リスボン市内観光へ
サンジョルジョ城跡~アルファマ地区~リスボン市内散策

まずはサンジョルジョ城跡へ、ここは約1500年前ローマ人の手によって要塞として建築され、現在城内は公園となっております。城壁からは美しいリスボン市内を一望できます。


サンジョルジョ城跡からの眺め

アルファマ地区

続いてアルファマ地区散策へ、ここはリスボンで最も古い町並みを残し迷路のような路地や白壁の家々がイスラムの影響が色濃く残る「リスボンの下町」と呼ばれる地区です。

その後はリスボンで人気の Conserveira de Lisboa(缶詰のお店)でお買物、ロープウェイに乗車し昼食をとりました。


缶詰のお店

ジェロノモス修道院

午後は、ベレン地区観光へ
【世界遺産】ジェロノモス修道院~ベレンの塔~発見のモニュメントを見学~ポルトガル名物の「エッグタルト」試食


ベレンの塔

発見のモニュメント

エッグタルトの店

ポルトガル名物の「エッグタルト」

ジェロニモス修道院はヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえ約1世紀の月日を重ねて完成されたマヌエル様式を最高傑作といわれる壮麗な修道院で世界遺産に登録されています。サンタ・マリア教会は彫刻を駆使した細工が施され非常に美しい内装をなっております。

4日目は、バスにて近郊の観光へ
ナザレ~オビドス~シントラ~ロカ岬

まずは、海岸沿いのリゾート地ナザレへ、展望台から眺める景色は絶景です。その後は城壁に囲まれた「谷間の真珠」とも呼ばれるオビドスへ。小さな町で全長1,5km、40分ほどで1周することができる箱庭のような美しい町です。


ナザレ

オビドス

午後からはシントラへ、シントラへはリスボンより西へ約28km、列車で約40分のことろに位置し、その美しい景観は世界遺産に登録されています。

ここではペーナ宮殿を見学しました。ペーナ宮殿は1885年に完成した、イスラム・ゴシック・ルネッサンス・マヌエルなど各様式の寄せ集めですが、それがまた奇妙でとても魅力的な様相です。つい100年ほど前までは王族が実際この宮殿で過ごしていました。


ペーナ宮殿

最後に、ユーラシア大陸最西端のロカ岬(カボ・ダ・ロカ)で、大西洋に沈む夕日を眺めてリスボンへ戻りました。


ロカ岬

ロカ岬

5~7日目は、リスボンから離れ、エヴォラとモンサラーシュ、ヴィラ・ヴィソーザを観光、滞在しましたのでご案内させていただきます。

エヴォラ~モンサラーシュ~ヴィラ・ヴィソーザ
5日目は、「テージュ川のかなた」を意味するアレンテージ地方の古都エ ヴォラへ


古都エヴォラの街並み

午前リスボンからエヴォラへ移動(車で約1時間30分)
エヴォラへはリスボンから列車や高速バスでの移動も可能です。エヴォラは城壁で囲まれた古都で世界遺産にも登録されており、ローマ時代からこの地方の中心都市とさかえ学芸の都でもあります。旧市街地は全体が美術館のようです。街に入るとメディナ神殿があり、進むとエヴォラ大学、カテドラル(大聖堂)、「人骨堂」で有名なサン・フランシスコ教会があります。午後からはエヴォラ旧市街地を離れ、馬の牧場、コルク工場を見学してホテルへ


メディナ神殿

カテドラル(大聖堂)

エヴォラ大学

人骨堂

馬の牧場

コルク工場

今回宿泊したエヴォラのホテル「コンベント・ド・エスピニュイロ・ア ラグジュアリーコレクションホテル&スパ(Convento do Espinheiro-A Luxury Collection Hotel&SPA)」はエヴォラ郊外にある5つ星ホテル、周りにはないもないまさに隠れが的なリゾートホテルです。


エヴォラのホテルの外観

エヴォラのホテルの部屋

6日目は、エヴォラよりモンサラーシュへ(約52㎞/車で1時間)
モンサラーシュは、ポルトガルで最も美しい村の1つで、スペインとの国境に近く、標高332mに位置しています。城壁に囲まれた姿はかつて軍事的に重要な拠点であったことを忍ばせており小さな村で30分くらいあれば一周できます。


モンサラーシュ

モンサラーシュ

午後はヴィラ・ヴィソーザへ移動
ヴィラ・ヴィソーザもスペイン国境近くにある人口5,000人ほどの小さな町で、ここはブラガンサ家の宮殿とヴィラ・ヴィソーザ城があります。宮殿は近くで取れる大理石がふんだんに使われ、宮殿内は数々の調度品、美術品で飾られております。また、夜には宮殿がライトアップされ幻想的な姿が現れます。


ブラガンサ家の宮殿

夜の宮殿

ヴィラ・ヴィソーザ城

ヴィラ・ヴィソーザの教会

今回宿泊したヴィラ・ヴィソーザのホテル「アレンテージョ・マルモリス・ホテル&スパ(Alentejo Marmoris Hotel&SPA)」はヴィラヴィソーザにある大理石をふんだんに使った5つ星リゾートホテル


ヴィラ・ヴィソーザのホテルの外観

ヴィラ・ヴィソーザのホテルの部屋

7日目は、リスボンへ移動、エミレーツ航空利用ドバイ経由にて帰国の途につきました。

最後に今回訪れましたリスボン⇒エヴォラ⇒ヴィラ・ヴィソーザは、かつて1584年に日本から派遣された天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしょうねんしせつ)が辿ったルートとなります。今から約400年以上前(戦国時代)に渡った日本人達はこのポルトガルの地をどのように感じたのかとなどと想像するとまた別の楽しみも生まれました。天正遣欧少年使節に付いてご興味のある方は是非調べてみてくださいね。

今回の研修でポルトガルの新たな魅力を感じることができました。魅力たっぷりのポルトガルへ是非皆様も一度訪れてみてくださいね!

※この旅行記は2015年2月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。

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