エミレーツ航空 ポルトガル&ドバイ研修旅行記

今、ヨーロッパで注目されているディストネーションのポルトガルに当社社員が研修旅行に行ってきました。欧州内でも比較的安全で温暖な気候で、観光地もたくさんあるポルトガル旅行を検討されている方は必見の旅行記です!

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11/24(火)関空23:35発~ドバイ11/25(水)05:45着
乗り継いで07:15発~11/25(水)リスボン12:00着

◇ドバイ空港の乗り継ぎガイドは Trapedia で公開中◇


ドバイ空港

ドバイ空港

到着後、そのままレストランまで移動してランチ。ランチの後はリスボンのベレン地区観光へ。ジェロニモス修道院、発見のモニュメント、ベレンの塔などがあります。この3つの観光地は徒歩でまわれるほどの距離に位置します。次にバイシャ地区へ。ここは日本のCM撮影にも使われた地区で、昔ながらのポルトガルの雰囲気を楽しめます。リスボンに来たからには、とケーブルカーに乗車。石畳で坂が多いリスボンは、少し歩こうにも息切れしてしまうほど大変なため、トラムやケーブルカーの文化が発達したそうです。


リスボンの街並み

ジェロニモス修道院

発見のモニュメント

リスボン名物ケーブルカー

宿泊ホテルはロシオ駅徒歩圏内の「MUNDIAL(4ツ星)」。駅近でレストランなどもホテルのまわりにあるので観光に便利。清潔な部屋で日本人にはうれしいバスタブもあります。朝食も種類が豊富で連泊しても飽きないほどあります。こちらはランクアップにオススメしたいホテルです。


MUNDIALホテルの部屋

MUNDIALホテルの朝食

3日目はバスでオビドスへ。リスボンからはバスで1時間ほど。白い壁の家々が立ち並ぶ城壁に囲まれた小さい街です。オビドスのメインは絶景を見渡せる街の一番奥にあるポサーダ。ポサーダとは、お城や修道院を改装して建てられたポルトガルの雰囲気を満喫できるホテルのこと。ポルトガルに行くならば、ぜひ泊まってみたいホテルです。


オビドスの街並み

オビドスの街並み

さらにバスにてバターリャへ。リスボンからはバスで2時間ほど。街の中心にそびえたつバターリャ修道院。世界遺産にも登録されているこの修道院は、スペインとの独立戦争に勝利を納めた当時の王が、聖母マリアに感謝をささげるために建立しました。


バターリャ修道院

さらにバスにてポルトへ。リスボンからは列車で3時間30分ほど。ポルトガル第2の都市で歴史地区全体が世界遺産に登録されています。リスボンと同様に石畳で坂が多く、似たような街並みの長崎市の姉妹都市でもあります。

宿泊ホテルは市内中心部からは離れた「CROWN PLAZA PORTO(5ツ星)」。日本でも馴染みのあるチェーンホテル。5ツ星ホテルなだけあって、日本人が欲しいな…と思うアメニティは一通り備わってます。朝食も種類が豊富です。ホテルだけで考えたら最高なのですが、市内観光をメインに考えるなら、視察した「MERCURE CENTRO(4ツ星)」がサン・ベント駅の正面にあって立地がいいです。

4日目はバスでスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへ。この街はキリスト教の3大聖地での一つで、スペイン殉教の道の終着点。毎年20万人もの巡礼者がこの地を、大聖堂の正面玄関「栄光の門」を目指します(あいにく工事中のため、私はこの門をくぐることはできませんでした)。旧市街は世界遺産に登録されています。帆立貝は巡礼のシンボル。巡礼者は巡礼の証として帆立貝をぶら下げて、水筒代わりのひょうたんを持っています。1年のほとんどが雨で天候が悪いため、巡礼者が雨にかからないような造りの(天井がある)建物が建てられています。マドリードやバルセロナなどとは違う、歴史が作った風格のある街です。


喜びの丘

サンティアゴ・デ・コンポステーラ

5日目はポルト観光。朝のポルトは霧が濃く目の前が真っ白に。そのため、家の腐敗を防ぐためにタイルの壁の家や建物が多く見受けられます。サンフランシスコ教会、ボルサ宮、ドンルイス1世橋を見ました。特にドンルイス1世橋からの眺めは絶景で、まだ少し霧がかった街は趣きがありました。この橋は列車も走ってます。


ドンルイス1世橋からの眺め

ポルトはポートワインで有名な「SANDEMAN」の本店があります。ポートワインの歴史等を学べる簡単なツアーのようなものが催されています(もちろん試飲あり)。個人的にはアルコールが入ってないオリジナルのチョコ(1個1ユーロ)が濃厚でおいしくて、また食べたい味でした。


ポートワインで有名な「SANDEMAN」

バスにてコスタノヴァへ。ポルトとコインブラの真ん中ぐらいにあるこの街は、あまりガイドブックには載っていないので、知らない方も多いかと。ストライプ柄の家々が並ぶため「パジャマシティ」と言う愛称がある、愛らしい古い漁師町です。夏は海水客で賑わうそうです。


コスタノヴァの街並み

コインブラ大学

更にバスにてコインブラへ。リスボンから電車で2時間30分ほど、ポルトからは2時間ほど。ポルトガル第3の都市。街の奥にポルトガル最古のコインブラ大学がある学生の街。大学というよりも城、というイメージのキャンパスですね。この大学の図書館が観光名 所になっており、分刻みに整理された観光客が中に出入りします。ちなみに学生が身に付けている黒いマントは、この大学の生徒の証。一種のステータスとのことで、学生はマントを身に付けて帰省するそうです。この街もこじんまりとしていて、レストランやショップは街の中心のアーケードにあり、観光するのに便利です。


コインブラの夜景

宿泊ホテルは市内にある「TIVOLI COIMBRA(4ツ星)」。中心地から徒歩10分ほどと立地が良くて観光に便利です。メイン通りではないので、静かに過ごすことができます。少し市内からは離れますが、「涙の館(QUINTA DAS LAGRIMAS)(5ツ星)」というホテルもランクアップとしてオススメです。地元の人も週末のご褒美にと、宿泊するような歴史あるホテルです。


涙の館(QUINTA DAS LAGRIMAS)

6日目はバスにてファティマへ。ファティマの予言後、何もなかったこの土地が街として栄だしたので巡礼の街としては新しく、サンティアゴ・デ・コンポステーラほどの重厚感はまだありません。ですが、巡礼者は多く、これから深みを増していくのだなと感じました。大祭の際はこの街はキリスト教徒で溢れかえります。

さらにバスにてナザレへ。リスボンからバスで2時間ほど。ここはヨーロッパでも有数のビーチで、夏はヨーロッパ中から来るバカンス客で砂浜は人で埋めつくされます。シティオ地区では民族衣装を身にまとったおば様が露店で商売してます。


ファティマ

ロカ岬

ナザレ

ロカ岬の夕暮れ

さらにバスにてシントラへ。リスボンからバスで40分ほど。ここでは王宮を観光しました。王宮は増築が繰り返されたため、様々な種類の建築様式・アズレージョが楽しめます。また、この街の景観は世界遺産に登録されています。時間がなくて我々は行けませんでしたが、ペーナ宮殿という有名な観光地もあります。

さらにバスにてロカ岬へ。シントラからバスにて40分ほど。ユーラシア大陸の西の果て。目の前に大西洋が広がります。夕暮れ時は沈む夕日が美しく、観光客で賑わいます。

最後にバスにてリスボンへ。FADOディナーショーを楽しみました。ポルトガルの演歌のようなイメージですね。哀愁たっぷりに歌い上げられる歌には重厚感を感じました。

7日目は飛行機で11/30(月)リスボン13:35発~12/01(火)ドバイ01:15着。ドバイの空港は乗り継ぎ客が多いです。広くてお店もいっぱいあるので、シュッピングを楽しめますし、仮眠をとることも可能です。ここで豆知識。エミレーツ航空は定刻出発を最優先にしており、更にドバイの空港は呼び出しのないサイレント空港。ショッピングに夢中で、とか寝ていて気づいた時には飛行機が飛んでしまっていたという方がチラホラ。。。そんな人のために、乗り継ぎ便案内の機械が至るところにあります!これを利用すれば、いま自分がいる場所から次のゲートの場所やおおよその徒歩時間がわかるので、ぜひ利用してみて下さい。

宿泊ホテルは「RITZ CARLTON DUBAI INTERNATIONAL FINALCIAL CENTRE(5ツ星)」。さすがドバイの5ツ星ホテル。シックでありながらも優雅さも兼ね備えた雰囲気です。立地がよく、近くには様々なレストランがあるので食事に困ることはありません。

8日目はドバイ観光。アルファルークモスク、ザ・ビーチ、シティウォークパーク、ボックスパーク。いずれも新しくできた施設です。基本的に女性が入れないモスクが多いのですが、アルファルークモスクはイスラム教徒の女性と同じ服装(無料貸し出しあり)をしていれば入ることができます。コスプレ気分を味わえます。もちろん男性も衣装(無料貸し出しあり)で入ることができますよ。


アルファルークモスク

ねじりビル

続いて「STEINGGENBERG(5ツ星)」というドイツチェーンのホテルを視察しました。ブルジュハリファとバージュアルアラブが見える贅沢なホテル。年始の花火も見える部屋があるのでオススメです。


STEINGGENBERG(5ツ星)

STEINGGENBERG(5ツ星)

視察後はドバイモールでショッピング。日本にはないお店も結構あるので、買い物好きな方はブラブラしているだけでも楽しいです。モール自体はかなり大きいので、3時間あってもまわりきれません。

この日のメイン、ドバイファウンテン見学。音楽にあわせて噴水が踊ります。音楽はアラビアンな感じなので、エキゾチックな気分に浸れます。私はモール側から見物しましたが、反対側(ブルジュハリファ側)からの景色はまた雰囲気が違うので、どちらも体験してみて下さい。ちなみに、街のあちこちはまだまだ建設中。来年はまた違った雰囲気の街になっているんだろうなと思います。


ドバイモール

ドバイファウンテン

9日目、12/2(水)ドバイ03:00発~関空16:50着。無事に帰国。

ポルトガルは大航海時代の栄光を感じれる歴史溢れる街々。ドバイは行く度に雰囲気が変わる進化する街。どちらも街の雰囲気が全然違うので、2ヶ国それぞれの違った楽しみ方ができます。

※この旅行記は2015年11月に書かれたものです。最新の情報はご自身でご確認ください。

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